13歳〜16歳の私と、岡村靖幸

岡村靖幸とは、中学生の頃に出会った。

CD棚の岡村靖幸

クラスメイトの音楽アンテナが鋭い人が『DATE』『YELLOW』を貸してくれた。
なので、カセットテープにダビングして聴いていた。

そのときは、自分の中での音楽ストックを増やすのに夢中で、音楽にとても惹かれたわけではなかった。

キモい*注

それくらいの印象。
だけど強烈な。

1989年に高校入学すると、『靖幸』が発売となる。

これを、私は予約購入した。

初購入の岡村靖幸音源。
お顔がパンパンの靖幸ちゃんだった。

初回は、ケースにCDタイトルがプリントされていた。

岡村靖幸「靖幸」初回盤

『靖幸』の裏ジャケ。

岡村靖幸「靖幸」

こういう散文、当時は、わたせせいぞうみたいなシティ感で別世界に思えていた。
私もB型の高校生だけど、えらい違いだな。
大人の知り合いなんていないし。
それに、愛し合うって何?これも知らない。

でも、面白かった。

やっぱり、こんな裏ジャケットに書かれているものがApple Musicなんかの配信にはないんだよね。

『靖幸』発売後は、NHKの音楽番組『ジャストポップアップ』や、『森田一義アワー 笑っていいとも!』のテレフォンショッキング出演など、お茶の間にもサラリと流れていた。

靖幸ワールドとは全く違う生活をしていた15歳の私だったが、さらに「TOUR 1989 Peach」まで行った。

妖艶。
だけど、やっぱりキモい!

色気とキモさって紙一重だし、そのどちらも醸し出す当時の靖幸ちゃんは、本当に希少な人だったと思う。

行ってよかった。

全てのプロデュース、アレンジ、作詩、作曲、演奏は岡村靖幸によるものです。

岡村靖幸「家庭教師」ブックレット

これは、アルバム『家庭教師』の記載。

この姿勢には相当な影響を受けている。
「自分の世界を、自分で全部組み立てる」という姿勢。

今の私も、ロゴや構成、写真、文。
やっぱり自分だけでやりたい。

思えば、これも自分のものづくりの癖のルーツなのかもしれない。

『家庭教師』発売時でのトークライブでは、すぐ傍を黒いライダースの靖幸ちゃんが通って行った。
革の匂いがしっかりした。
「どぉなっちゃってんだよ」のアコースティックギターでの弾き語りを至近距離で見た。

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