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時を経て、言葉を「発酵」させる | はじめに

最近のインターネットは、とても速い。

出かけた場所。
買った服。
その日の気分。

スマートフォンで撮って、すぐ投稿する。
そんな「撮って出し」の楽しさも、私は好きです。

でも、慌てて書いた言葉って、あとから読み返すと「なんか違ったな」と感じることがありました。

熱狂していたはずなのに、薄かったり。
逆に、その時は言葉にできなかった感情が、何年も経ってから急に輪郭を持ったり。

なので今、ここでは、少し時間を寝かせた話を書くことが多いです。

ロンドンで暮らしていた頃のこと。
昔好きだった服や雑誌。
香りや音楽。
古いマンションに惹かれた理由。

「昔のことばかり書いてるな」と思われるかもしれません。

でも、自分の中では全部ちゃんと今に繋がっています。

50代になって振り返ると、
「あの頃、なぜあんなに惹かれていたんだろう」
と、やっとわかることがあるんです。

私はそれを、自分の中で「発酵」する時間だと思っています。

もちろん、のことや、その日の出来事を書く日もあります。

けれどこのブログでは、
少し時間を経たからこそ見えてくるものを、大事にしていきたい。

すぐ消費される言葉というより、
あとからふと読み返したくなるようなものを。

そんな気持ちで、ゆっくり書いています。

窓辺のチューリップとくま

より詳しいプロフィールや、このサイトについては、こちらにまとめています。

2026-05-12|
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