乳がん治療後の生活|名前のつかない時間を生きている

完治とも、治療の真っ只中とも違う。

どこか中空に浮いているような、名前のつけにくい「今」を過ごしています。

調子のいい日もあれば、理由のわからない疲れや、気持ちの引っかかりもあったりします。
それが更年期なのか、治療の影響なのか、単なる加齢なのか……。
きっと、どれもが絡み合っているのでしょう。

それでも私は、今日のごはんを食べて、服を選び、眠りにつきます。

振り返れば、2018年の春から、私の生活は「乳がん」という言葉で区切られてきました。

これまでの乳がん治療の記録

発覚

2018年 春

診断

右乳がん Stage ⅢA(T3N1M0 / Luminal B)

治療歴

抗がん剤 8クール(入院点滴)

右乳房全摘 + 右脇リンパ節郭清

放射線治療

乳房再建 + インプラント抜去

薬物療法(現在も継続中)

名前のつかない時間

克明な記録ではなく、忘れてしまったことや、うまく言葉にできない感覚も含めています。

44歳だった私は、いつの間にか50歳を過ぎていました。

たまに、切除した右脇のリンパの跡が、痛痒くなります。
片胸になってからは、ブラジャーがズレたり、いろんなパッドを試してみても違和感があってやめたり。
気をつけていないと姿勢も崩れてしまいますが、ずいぶん自分の体と対話できるようになりました。

ようやく、一区切りがついた気がして、これを書いています。

「名前のつかない時間」を、一緒に生きてくれる存在。
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