
上江津湖や県立図書館の落ち着いたエリアのすぐ裏に、別世界があるのをご存知ですか?
一歩踏み込めば、街の喧騒は消え、ただ湧水の音と緑の呼吸だけが聞こえてくる。
私にとっては見慣れた、当たり前の風景。
ですが、10数年前、娘がワクワクした様子でここを訪れ、写真を撮ってきたことがありました。
改めて見ると、確かに、視覚的なインパクトは大。
今日は、そんな私の日常に溶け込んだ「聖域」をお届けします。
スタートは、熊本県立図書館の裏手から。
上江津湖を散策するのに、ちょうどいいルートの始まりです。

ねこ が あらわれた !

この場所は、行定勲監督の映画『うつくしいひと』の撮影がされた場所でもあります。
「うつくしいひと」を製作するきっかけは、「わくわく都市くまもと」の親善大使として熊本の魅力を伝えている高良が、行定監督に「熊本で映画を撮りましょう」と提案したことがきっかけ。ロケ地は熊本城、夏目漱石
旧居、江津湖、菊池渓谷、阿蘇の草千里、通潤橋などで、名所や旧跡で撮影された。
映画.com – 橋本愛、行定監督作「うつくしいひと」の地元・熊本ロケを満喫 制作のきっかけは高良健吾 より
映画のスクリーンの中に、自分の知っている光や石畳の質感が映し出された瞬間、わあ!と、とても嬉しかったです。
そのまま歩いて行くと…。

ここは日本?
湧き水の音だけが響きます。
どこか遠く…熱帯の静かな聖域のような、不思議な場所。
熊本市中央区の芭蕉園なのです。
特に入場料などはなく、水前寺江津湖公園・出水地区の中。
特に雨上がり、小雨のしっとりした中で歩くのが好きです。

特別な観光地としての「豪華さ」ではなく、自然の営みや日常の延長にある「静かな豊かさ」なのが、とっても幸せ。
散策の途中には、こんな東屋(あずまや)も。

どこか海外のプランテーション農園の休憩所のよう。
3年前の5月に母と訪れたときの一コマです。
この屋根の下で、熱風に吹かれるような(実際は江津湖の風ですが)心地よい時間を過ごしました。
郷ひろみ「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン- 」からの、岡村靖幸「ターザン ボーイ」を私の脳内DJがプレイするのでした。
芭蕉園
- 住所:熊本市中央区出水2丁目1-3
- 電話:なし
- 喫煙所:なし


