ユカハリ・タイルを敷き詰めたところ

築古マンションで気分よく暮らした|賃貸の台所と床を少しだけ変えた記録

2020年夏、東南角部屋の最上階という最高のロケーションでの生活がスタートしました。
築年数は古くても、不思議とその古さが心地よく感じられる住まいでした。

とっくに退去しているけれど、あの住まいでの暮らしは今でも私にとって特別です。
生まれ育った場所に戻ってはいますが、あの市街地の方が裏道や少し遠く川の向こう、熊本城の向こうまでも道は詳しいくらいです。

今回は入居してすぐに行った掃除などの話はちょっとすっ飛ばして、毎日の気分を劇的に上げてくれた2つのプチDIY——台所の蛇口交換と、1部屋丸ごと杉の無垢床にしたお話をお届けします。

毎日のプチストレスを解消!台所の蛇口を交換

ちょっとレトロな台所の水栓。
フレキシパイプで方向も好きに使えましたが、水垢などで汚れも目立っていたため、レバーと一緒に自分で交換することにしました。

台所の水栓とプラスチックのレバー

スパナで接続ナットを緩め、古い水栓を引き抜きます。
水栓の跡が汚れていたため、清掃しました。
そうして、今度は新しく用意した水栓をセットし、引き抜いたときと逆の順番で取り付けました。

取り外した台所の水栓とプラスチックのレバー

これは、とても簡単に交換できました。

台所の蛇口をフレキパイプに、レバーも交換

レバーをひねって水が流れた瞬間、「この部屋で暮らしていくんだ」という実感が湧きました。

自分の手で少し手を加えるだけで愛着が湧くものです。

賃貸でも諦めない。足元から変える「ユカハリ・タイル」

元々のフローリングも、今時ではない質感だったので、むしろ良かったです。
が、よりくつろぎ重視でいくことにしました。

住み始めて1ヶ月を過ぎた頃、そう考えました。

ユカハリタイル前、元の床

置くだけで簡単に無垢の床が作れる「ユカハリ・タイル(西粟倉・森の学校)」を敷き詰めることに。

杉と檜から選べました。
私が選択したのは、ユカハリ・タイル すぎ 無塗装です。
理由は、こちらの方が安価だったから。

とは言っても、8枚入りを5箱、72,000円弱の記録が残っています。
今、改めて高い…と思ってしまいました。

1枚あたり50cm×50cm×厚み1.35cm。
表面:すぎ 無垢材/裏面:合成ゴムシート。
敷き詰めて余ったものをベッドサイドにも。

余ったユカハリ・タイルを、ラグのようにベッドサイドに敷いている

杉はやわらかい木なので、小さな傷やへこみは付きます。
でも、それも味になっていきました。
夏はさらっとしていて素足が気持ちよく、冬も冷たさを感じにくい。
床に座って本を読んだり、ぼんやり過ごしたりする時間が自然と増えました。

ユカハリタイルを敷き詰め中

少しずつ床にタイルを並べていくと、部屋の空気が一気に変わっていくのがわかります。

娘がユカハリ・タイルを削る準備

施工は、娘がほとんど担当してくれました。
一部は三角定規とシャープペンで寸法を測り、柱の凹凸に合わせてカットしていきます。
一番時間がかかったのは、この細かな加工でした。

娘がミニノコギリでユカハリタイルをカット中

ありがとう!

完成!杉の香りに包まれる「私たちだけの空間」

退去では、一枚ずつ外して、元の箱に入れました。

賃貸だからと諦めなくてよかった。
暮らしは大きなリフォームをしなくても、毎日触れるものを少し変えるだけで、心地よさはぐっと増していきます。

ユカハリ・タイルを敷き詰めたところ

あの頃マンションで使っていた杉の床は、今も我が家のリビングで活躍しています。
住まいは変わっても、心地よかった時間は、そのまま一緒についてきてくれました。

関連記事