熊本市のメッセージノート(終活)は使い方が簡単

終活は「死ぬ準備」ではなく、「今を生きる準備」だった

「終活」と聞くと、少し身構えてしまう人もいるかもしれません。

熊本市では『いまを生きる。あなたへ(メッセージノート)』が無料で配布されています。

このノートは、自分が人生の最終段階でどのような医療を望むのか、家族に何を伝えたいのかを考えるきっかけとして、熊本市が作成したものです。
市役所などで無料配布されているほか、PDF版も公開されています。

前々から「これはもらいに行かなきゃ」と思っていたものの、なかなか実行できずにいました。
母の分と、自分の分。

そんな話を職場の先輩に何気なくしたところ、数日後、市役所へ行く用事があったからと、2冊持ってきてくださいました。
本当にありがたい。

熊本市のメッセージノート(終活)

このエンディングノート、ページをめくると、医療の希望だけではありません。

  • これまで歩んできた人生
  • 大切な人
  • かかりつけの病院
  • 伝えたいメッセージ

そんな項目が並んでいて、「人生を振り返るノート」という印象を受けました。

すべてを書き埋める必要はなく、書きやすいところから始めればいいそうです。
考えは変わってもいいので、人生の節目ごとに見直すことも勧められています。

決して分厚いノートではないのですが、一度に書けるものではありません。

私はまず、人生の最終段階に受けたい医療について、「して欲しい」「して欲しくない」と「知りたい」「知りたくない」を選ぶチェック項目から記入しました。

熊本市のメッセージノート(終活)は使い方が簡単

私自身、乳がんを経験していることもあり、「もしもの時」を考える機会は、人より少し早かったかもしれません。
だからこそ思うのは、終活は「死ぬ準備」ではなく、「今をどう生きたいか」を考える時間なのだということです。

家族が困らないように情報を残すことも大切ですが、それ以上に、自分が何を大切にして生きていきたいのかを言葉にする時間には意味があるように感じます。
誰でも、突然、自分の意思を伝えられなくなる可能性があります。

だから元気な今だからこそ、少しだけ立ち止まって考えてみる。

このノートは、その最初の一歩として、とてもいいきっかけになると思いました。

医療の選択肢もイラスト付きでわかりやすく、「終活」という言葉に身構えてしまう人でも、入りやすい内容です。

熊本市のメッセージノート

母は普段、文章を書くことがあまり好きなタイプではなく、このような活動にも少し距離を置いているように感じていました。
それでも、このノートなら気負わずにペンを持って、名前から記入を始めました。

熊本市のメッセージノート(終活)に記載スタートする母

ただ一点……。
私は鳥がとても苦手です。
表紙の写真はきっと素晴らしいのでしょうが、そこは上からお気に入りのステッカーを貼って使おうと思っています。

いまを生きる。あなたへ(メッセージノート)| 熊本市

熊本市では、市民一人ひとりが『人生の最終段階における医療』について理解を深め、自らの人生の最終段階に受けたい医療について考えるきっかけをつくるために、「メッセージノート」を作成しました。

2026-06-27|タグ: , ,
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